家づくり初心者が気付くこと

 新築の家に入居した方々はそれまでの「冬は寒く、夏は暑い、梅雨時は湿気でこまった」ことが、新しいエアコンで快適になったと満足されることになります。毎年新しい機能が開発されるエアコンは使いやすさや、快適さをアピールしています。

 家づくりの中で断熱性能が改善され、更には確実な換気を実現するために、気密性能が上昇すると、これまでのエアコンは付加され続けて来たエアコンの機能の大半が必要なくなって来ています。エアコンにつけられた様々なセンサーが高額な出費を生み出しているのです。

 エアコンの性能の中で人感センサーが働き、人の位置を確認して、冷風、温風を送風する機能などがムダな出費に当ります。

 アイ・ホームのマッハシステムは調温調湿された空気を大量に送風ファンで各室、各場所(廊下・玄関)に吹込み、空気の入れ替えをしています。

 空気そのものを快適温湿度に調整し、入れ替えてしまいますので、空気の「滞留、淀み」などで温度差が生じないことになるのです。

何故秋にぜんそくが多くなるか

 ぜんそくの患者は世界に三億人いるそうです。

日本の患者数は230万人で、その内毎年3000人以上がぜんそくが原因でお亡くなりになっているとか。

 ぜんそくは、アレルギーや細菌の感染によって気管支が慢性的な炎症を起こした状態です。

花粉やハウスダストによるアレルギー、細菌やウイルスたばこなどの刺激、アルコール連動や過労、ストレス、気温の低下などの様々な原因があるようだ。

 夏の間に家屋で繁殖したダニが、9月末から気温が下がると活動が鈍り死んでしまうことが多くなる。

この時、ダニの死骸のかけらがハウスダストとなって、部屋の中に広がってくると、これを吸い込むことによって、ぜんそくの発作が引き起こされることになる。

部屋に直付けされたエアコンの暖房の風は下向きにセットされており、この風はハウスダストを部屋の上空に吹き上げることになります。

 ハウスダスト、およびこの中に含まれるアレル源となるダニの死骸や花粉、PM2.5などを舞い上がらせることになるようです。

これを吸い込んだぜんそく患者は、体調を崩すことになります。

 マッハシステムでは、エアコンは空調ユニット内に設置されており、直風が室内に及びません。

 空気はユニット内で調温され各ダクト内を

1時間当たり100㎥~300㎥、

一般的には100㎥で移動して各室内に吹き出されています。

床付近に滞留するハウスダストを舞き上げることのない、ゆっくりと大きな空気の流れで室内を流れ、家中を循環しています。

この空気の経路の中でフィルターや電気集塵器で全館空清(空気浄化)が行われる仕組ですので、

「ぜんそく」が良くなったとか、

症状が出なくなったという

お客様からの感想が数多く寄せられています。

 サプリの販売で「個人的な感想」として効き目について述べるくだりがありますが、マッハシステムの家にご入居のお客様の中に、医師の方も多く、特に名古屋地区では普及したマッハシステムの健康効果に注目された方々から「環境内科医」としての専門分野を創設の活動が始まっているとのこと。

楽しみです。

アイ・ホームで黒カビ・赤カビ無い暮らし

 年末になると大掃除で浴室の黒カビ・赤カビの除去が話題になります。

アイ・ホームのマッハシステムの家に入居して3年、入居前7年間はモデルで運用していた我が家ですが、まったく黒カビ・赤カビを見ません。

 マッハシステムの創始者、廣石氏に聞くと、彼の家は既に17年経過していますが、同じくカビを浴室で見ないとのこと。

 更に、90歳の母の家をマッハシステムで建て直し、月に2回程家政婦さんにお掃除をお願いしているが、「浴室で黒カビを見ないことは驚くべきことだ。」との話しでした。

 黒カビは、きのこや酵母などの菌類の仲間です。空気中にいくらでも飛んでいる胞子が、湿度や温度、酸素などの条件がそろえば発生するものです。

黒カビは、根を張ってはびこる性質があり、拭き取っても残っていて再生します。

①黒い汚れは美感を損なう

②胞子を吸うとアレルギーを発症

③シックハウス症候群の原因となる

④喘息などの原因物質となる

①塩素系漂白剤で除菌

②アルコール除菌スプレーで退治

③熱湯で殺菌

 

赤カビの胞子も空中に常に存在しています。酵母菌が赤カビの正体です。

高温多湿を好み、浴槽の水垢やシャンプーの液ダレに付きます。

①赤カビ自体は人体に害を及ぼすことはないのですが、

人体への害を及ぼす黒カビの発生を促します。

赤カビは酸性の素因があるため、アルカリ性洗剤で除去する方法が効果的となります。

 カビの生育条件は、温度、湿度、栄養、酸素が好適条件を満たせば、どんどん繁殖します。

 浴室での対策として、最後の入浴をした人がバスタオル等で浴室内を拭き上げるだけ。加えて浴室の換気扇を稼働させ、浴室の窓を少しだけ開けて下さい。更に浴室のトビラを開放して頂くと万全です。マッハシステムの24時間の給気と熱交換換気扇の排気口から湿気の多い空気は室外に連続排気されます。

 マッハシステムの給気量は、できれば2段階の1時間当たり200㎥の換気風量にして頂くことで、洗面脱衣室及び浴室の30㎥弱の気積が1時間で7回入れ替わる換気となります。この時エアコンの除湿効果で湿った空気は除湿されて浴室内に何度も送風されることになるのです。黒カビ・赤カビはこの除湿効果で、シャットアウト可能です。

マッハシステム失敗事例

① 夏場の避暑は北海道と決めていたのに?

 毎年、兄弟ご夫婦で夏のお盆に涼しい北海道旅行を楽しまれていたご夫婦からの報告です。

 その年も楽しかった北海道旅行から宮崎に引揚げようと札幌空港に向かわれたのですが、大型台風が南九州に停滞しており、フライト断念。翌日はようやく台風も去り宮崎も晴天ということで搭乗が叶いました。

 帰宅した一組のご夫婦はアイホームでマッハシステムの家を新築されていました。そのご夫婦は、ようやく、夕方自宅に着かれ、ドアを開いて入室されたのですが、一歩足を踏み入れた瞬間、台風明けの外気温33℃、湿度80%の空気が、室温25℃湿度50%の快適空間に早や変わり。

「お母さん、来年は北海道はもういいよね」

「ホント!」

ということでした。

 翌日のこと、弟さんからTELあり。

「やー、家中がカビだらけだった。お前のところはどうだ?」

「いいやー、それは大変だね、我が家はマッハシステムなので…」

と言いかけて心優しい兄上は

「うちも大変だ」と思いやりの嘘をついてしまったとのご報告がありました。

 教訓、マッハシステムのある家にお住まいの方は、夏場は特別な避暑地に行かれなくても快適にお過ごし頂けるということ。