アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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無限吸湿はありえない

 調湿性能の高い珪藻土や土壁を用いることで、室内の湿度の上昇や乾燥を防ぐことが可能かのような家づくりがあります。

 梅雨時の高湿度を除湿機で調湿してみると、数時間でタンク内に4ℓとか2ℓの水が溜まります。

 この大量の水を除湿機で取り除いても、家の外から、台所や浴室からの湿気は次々に供給されて来ます。対策として塗り壁が有効だとする考え方もあるようですが、厚み2㎜程度の塗り壁ではこの大量の水分は取り除くことは到底不可能だと想像できます。この大量の水でおわかりいただけることでしょう。

 タンスの中に入れる除湿材や、住を用いた除湿アイテムなど、利用すれば、すぐに満水状態に吸湿してしまいます。

 無限除湿にはエアコンを用いるのが一番です。そのことについて以下・・・

 エアコンが取り込んだ湿った空気を、冷やして結露させ、室外に連続排水。その上で、水分を取り除いた空気を、暖めて適温にしてカラットした空気を室内に吹き込む方式が「再熱ドライ」方式といいます。

省エネのために、室外機の排熱の一部をこの時利用して省エネにしています。

平和が丘完成邸見学会レポート

①キッチンからリビングを見る

②玄関の収納

③ウッドデッキ

④デッキの広さが爽やか

⑤キッチンからリビング

⑥玄関

⑦デッキと緑

⑧テレビの後ろの壁が

⑨洗濯物干しは途中まで内乾かし

⑩明るい窓

ドローンで空撮し、家を設計

 家づくりをご計画の場合、眺望を楽しめる場所をどこに予定するかで設計に変化が生じます。

ポイントをどこに設定するかで、間取りが変わってしまいます。

 2階建て、3階建ての場合には、その高さからの眺めは、足場でも組んで視点を高くしなければ、実感できるものではありません。

 そのような訳で、ドローンによって敷地周辺の景観を撮影して、高度を変えて360°のパノラマ写真を撮ってみました。

「隣の2階からどんなに見えるの?」

テスト可能です。

撮影の様子

 費用は3万円程度で可能となります。

撮影料+交通費、となります。

遠方や周囲の撮影条件によっても変わります。

400万円のキッチン

 デザインは人を虜にします。

キッチンの展示場に行くと、入り口から一番目につくところに素敵なキッチンが置かれています。

 「システムキッチン」という言葉が世に出た頃から、キッチンは次々に進化して今日に至っています。

多くの顧客は、一番目につく豪華キッチンにみとれ、次いで金額をみると我に返り、家づくり予算内で何が自分に許される範囲なのかを見定めることとなります。

 「安くて良いもの」それは何を持ってその良いものの裏付けとなるのか、知りたいところです。

 今や当たり前なことですが、キッチンの収納は以前は両開きか片開きの扉が付いておりその中はオープンな空間となっていました。

 引き出し式収納は、その後様々に工夫され、包丁収納や米びつ付き、レンジの近くには調味料入れまで付いて便利になりました。

 更には水道の蛇口がジャバラ式の延長できるシャワー付きとなり、シンクの掃除がしやすいものとなったり、センサー付きでレバーに触れなくとも手を近づけただけで吐水口から水が出てくるものなど、進化が著しい。

 この頃では、浄水器がセットになったものが一般的となっている。

 

 今は美しくとも、長い期間その美しさを保てるものか、「400万円のキッチン」にも問われる問題です。

東京の某ハウスメーカーで1000万円のキッチンを見ましたが、ここまで来ると、「?」マークです。鑑賞するためのキッチンかな?ということになります。

 どのようなキッチンも、時間が経てば古くなってきます。美観の面からも又、機能の陳腐化の面においても価値の劣化は免れないところです。使いやすく、程々の美観で、予算内が一番の目安といったところでしょうか。

 ガスコンロも進化して自動調理器付きや、IHクッキングヒーターはもちろんコチラも進化中です。

 安全のための空焚き防止、鍋焦がしともいう火災リスクにも今や安全設計ができています。

 

除湿はエアコンor除湿器どっち!

 アイ・ホームの設計士が自宅を建てました。6月引渡しの現場に共通することですが、引渡し時期に雨が多く、外気の湿度が高い日が長く続くため、なかなか基礎の水分が抜けません。

 一見すると基礎の表面は乾いており、とてもこの基礎から大量の水分が放出されていると気付く人はいません。

アイ・ホームの設計さんは現場の管理については一級建築施工管理技士の資格を持っている人でいたので、完成した我が家がそのままでは湿度100%では困ることに気付きました。

 コンクリートは打設後、2年間程かかって乾燥が進みます。ある大学の先生から完成時には一棟の家で約1t(トン)の水分が基礎に含まれているそうです。だから出来立ての家の湿度が高いのは当り前なのです。

 そこで社員さんが利用したのが貯水タイプの室内設置可能な除湿器でした。稼働させて満水になった水を室外に何度も捨てて、完成邸展示会を迎えました。

 展示会当日、オープン時の湿度でした。私(田村)はさっそく全館空調マッハシステムのエアコンを除湿モード40%に設定して除湿を開始しました。夕方5時の時点で湿度は66%まで低減しました。エアコンの方が室内の湿度を低減させる能力が圧倒的に高いようです。

 理由、室内設置タイプの除湿器は除湿用の吸着コイルがエアコンに比べても20分の1程度しかなく、エアコンの室外機の規模は20倍以上40倍程度となっております。更に電気代も全館空調マッハシステムでは4.2Kwタイプのエアコンを冷房で稼働させた場合に、現実的に消費する電気代は1時間当たり400~500w程度となる高効率の運転が実現できます。

これからの梅雨時には全館空調マッハシステムの除湿能力が大活躍。もちろん室内干しは当たり前。

結論

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