3月25日(土)・26日(日)
完成邸見学会を開催いたします。
お家時間を満喫できるこだわりがつまった
29坪の平屋となっています。
愛猫たちがのびのびと暮せるような工夫も
見所となっています。
詳しくはこちら
https://campage.jp/aihome/openhouse20230325
前回太陽光の日差しのエネルギーを室内に取りこんだり、エアコンの設定温度を下げたりして、暖房エネルギーを削減して来た事実をグラフでお見せ致しましたが、今回はその結果として、生活空間の暖房が、どのように変化したかを、実証してみましょう。
先のデータを見ると、1月に比べて2月の節電レベルは46%も向上していました。いかに節電が効果的であったかがご理解戴けることでしょう。しかし、室内の温熱環境は悪化しなかったでしょうか。
さて、実現された2023年1月1か月間の室温温度のデータをみてみましょう。
2023年1月(1か月間)
外気温と室内温度
1月25日は10年に1度の寒気で-5℃まで外気温度が下がっています。
2022年1月(1か月間)
外気温と室内温度
1年前のデータでは1/13~23日までかなり寒かったようです。
2023年2月(1か月間)
外気温と室内温度
室内の平均温度が24℃~25℃になっています。エアコンの設定温度を23℃~22℃に下げても外気温が上昇してくる2月末には室内は26℃になって少し温かすぎます。
2022年2月(1か月間)
外気温と室内温度
前年の1月が寒かったので2月もエアコン高め設定でした。
太陽熱を利用して、エアコンの稼働を減らしたり、エアコンの設定温度を変えることで省エネは可能です。
更に、結果として室温に1℃程度の暖房温度の低下とはなりましたが、それ程実現温度の低下は起きていませんでした。
エアコンの暖房設定温度を更に低め、例えば21度、20度の時に室内の温度がどこまで下がり、省エネがどれ程実現されるかを実験してみる時が、来年あたりにできたらいいなと思った次第です。
電気代の値上がりが大きな今年は、2月からエアコンの設定温度を下げてみました。
このデータを見ると具体的にエアコンの電気代が節約出来ていますが、対策として、1月中の方法は、
①晴天の日には太陽光を室内に取り込んでエアコンの使用時間を日中ストップして夜間のみ動かしていました。
②1月の25日頃は10年に1度の大寒波が来ましたので、1日で15kwhの電気を消費していることがわかります。
1月中のエアコン使用電気量
次いで2月の対策は
①晴天時には太陽熱を取り込んでエアコンの利用電気量を削減
②日によってエアコンの暖房設定温度を下げました。
2月中のエアコン使用電気量
更に3月の対策は
①晴天時には太陽熱を室内に取り込んでエアコンの使用電気量を削減
②エアコンの設定温度を暖房22℃に下げました。以前は5℃でした。
3月になると暖かい日も増えましたが、エアコンの設定温度を低めに設定することで更なる省エネが実現できそうです。
①屋外から換気用の空気を取り入れますが、空気中には5や車の排気ガス等の汚染物質が含まれています。この外気を浄化しなければ24時間常に外気が室内に汚染物質を運び入れることになります。
②ハウスダストの発生は生活そのものの中に原因が存在します。
布団の上げ下ろし、衣類の微粉、トイレットペーパー、人の皮脂、髪の毛、ペットの抜け毛。
結露、カビ、ダニ等の湿気を因とする発生汚染物質が床上1m程度の空気中に滞留しています。
空気環境をクリーンに保つには、調湿機能に優れた資材や、全館空調マッハシステムなどの優れた建築技術によって、室内の湿度を50%程度にコントロールすることがポイントとなります。
健康な暮らしを求めるには、体調を崩してからの治療ではなく、環境予防医学の考え方から清浄な空気を外気から取り入れ、室内においては調温調湿を実現できる空気浄化システムを合わせて実現できる、マッハシステムのような工法が最適かと存じます。