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マッハシステムの維持管理

 アイ・ホームの社員5名で南宮崎のポリテックセンターでエアコン清掃の研修が行われたので参加して参りました。

 全館空調マッハシステムの心臓とも言えるエアコンは清潔に保たれてこそ能力も発揮できますし、耐久性も高まります。

 全研修課程を修了し免許皆伝となりました。

質の高いサービスに向けてどうぞよろしくお願い申し上げます。

研修プログラム

2日間(9:00~16:00)

①エアコンの試運転と測定法

②エアコンの点検(クリーニング前診断)

③エアコンの分解方法とクリーニング(予防保全)

④エアコンの点検(クリーニング後)

マッハシステムにして困ったこと

 マッハシステムでは夏場家中が涼しいので、一般的な家に比べ「バナナが黒く」なりにくいのですが、冬場になると、一般的な寒い家ではバナナも青野菜も長期間、バナナは黄色く、青野菜の青も長持ちします。マッハシステムではその逆です。

冷蔵庫のスペースによっては野菜類を室内に置くことになりますが、湿度が40%となればバナナの追熟が進みまっ黒バナナに。生椎茸は乾燥椎茸になってしまいます。

 実は前もって、マッハシステムから除外する全館空調ではないスペースをお知らせいただければ、野菜保管庫やワインセラーとして別区画に設置することが可能なのです。

1部屋だけはマッハシステムが効かないようにすることも可能です。

高鍋モデルにはワインセラーのように、ワイン貯蔵庫を室内の一部に設置しています。

 寒い北海道では暖房なしでは暮らせないため、住宅の暖房は徹底して完備されています。

マッハシステムではありませんが、野菜や肉類、葉物が室内の暖房で痛みがはやいため、玄関口にある風除室に、こうした生鮮食品を置くようにされているようです。

南国宮崎では風除室で雪靴の雪や氷を落として室内に入ることもないため、こうした風除室はありません。

①ワインセラーのような食品貯蔵庫を前もって設計に入れる。

②大きめ収納の冷蔵庫を利用する。

 

の2方法が良さそうです。

空気の秘密はマッハの秘密

空気に重さがあるのかな

見えないけれどそこにある。

星も月も雲も山も

空気のむこうに見えている。

空気が動くと木の葉が動く

風は空気の気配です。

強く激しく空気が動くと

木も家も倒される。

鋭く尖った先端で

ロケットは空気の中を抜けてゆく。

 

空気はなんでも飲み込んでどこにでも、どこへでも運びます。

砂漠の砂も花の花粉も匂いも水も蒸気も とりこんで。

きらわれる、煙も埃りも はこびます。

放射性物質もウイルスも 何でも はこびます。

冷たい空気は水を凍らせ

熱い空気は人の命を奪います。

こんな空気の秘密からマッハシステムは生まれました。

大量の快適温度、清浄な空気の流れで人の暮らしを、守ります。

 

全館空調は数あれど住宅から施設までその建物があるかぎり、

永く、永く、使い続けることができるもの。

空気の秘密を知っているからできました。

記念の釣り竿

 和竿は釣り道具として今でも人気です。和竿は竿師と呼ばれる職人が技巧をつくして作る工芸品としても人気があり、名人と言われる職人の話では「竹の節でも理想的なものは一万本に1本、これをさらに選別にして何千本、何万本に1本を選ぶことになる」とのこと。

 仕上がりの美しさ、品格が問われるとのこと。

 宮崎には古くは竹竿を加工して販売をしていた職人さんがいたようです。時がグラスファイバーなどに竿が変わるころ、こうした職人さんは静かに店を閉じたようです。

グラスファイバーの竿を仕入れて販売する気はしなかったのでしょう。

友人の息子さん当時小学3年生位いでしょうか。近くにあった和竿の作製販売をされていた職人さんから、高価な和竿を、子供のおこづかい程度で売ってくださったようでした。

「この竿は大事にすれば10年でも、20年でも、もっと、もっと永く使うことができるんだよ、大切にしてね」

 

 その後、程無く、そのお店は無くなり、美しく並べられていた和竿も姿を消して、ガランとして空き店舗になっていたとか。

 その子にも何となく大切にしなければならない品物であることが解り、「竿師のおじさんの笑顔」ともらった竿は宝ものとなりました。

 或る日、突然その子が大切にしていた和竿が姿を消してしまい、パニックに。犯人は祖父だったとのこと。しかも祖父は自分の所有する竿に、孫の竿をチョン切って、つなぎ改造していました。

 重大な事態に直面した両親は祖父をたしなめても詮無いころと諦め、男の子を慰めることしか出来なかったとのこと。

 一生を和竿に託した職人さんは、一人の少年が最後の和竿を大切にしてくれる夢をもらって、お店を閉じたかったのでしょう。

子どもと家の空気

 赤ちゃんは床に近い場所でハイハイしたり遊んだりしています。ハウスダストは床上1mの空間に高密度で浮遊しています。

 空気清浄機に床置タイプが多いのはこの理由からです。

 人の移動があれば、ハウスダストの中で大きめの埃、花粉などが室内の中でも高くまで舞い上がりますが、外出などで空気が動きにくくなると短時間で床や机の上などに沈下。カビやPM2.5などの微細粒子は長時間室内空間に浮遊しています。

 結果として生活エリアが床に近い赤ちゃんは、家中で最も空気が汚染された場所にいることになります。

 何でも触る赤ちゃんが空気清浄機を止めてしまったり、誤作動させてしまう恐れがありますので、チャイルドロック付きの床置きタイプの空気清浄機がおすすめです。倒したりしないようにストーブガードのようなバリアが必要かもしれません。

 ビルトインの空気清浄機は循環空気の取入口が天井に高い位置となっており、床近くのハウスダストを捕集しにくいものとなっています。

 

 上記図面の「理想集気システム」では、循環空気を天井近くからと、床面近くから同時吸気します。

 

 

①室内空気の粉塵を床上近くにハウスダストの溜まりができやすいので床面近くの高さから強力に吸気することが出来る。ハウスダストに最適な吸気位置と言える。

②煙などの軽くて、臭気の強い気体などは天井近くの給気口から強力に吸気出来る。

③室内の空気は天井近くが温度の高い空気が集まり、床下には低温の空気が集まる傾向となっており、同時に上下から吸気し空気取入口でミキシングすることが出来るので室温の均一化が可能。

 室内の空気が各室を循環して空調室にリターンしてきますが、そこで恒常的に、連続空気浄化出来るように電気集塵機を設置することで、常にピュアな空気に再生されることになります。

 トルネックスのビルトイン空気清浄機との組み合わせでは、空気を動かす動力が「DCファン」としてシステムに組み込まれていますので、静電気を帯電しておくだけで、自動的に清浄化できます。

 一般的な空気清浄機は、例えば床置きタイプであれば、1台1台に空気を取り入れ吹き出すファンがセットされエネルギーを必要としています。

 マッハシステムでは、室内に調温調湿後の空気を各室に送風するためのDCファンが予めセットされています。よって静電気を帯電させるだけのエネルギーで済みます。省エネ工法でもあるのです。

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