アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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本日3月21日、宮日新聞に弊社トピックスが掲載されました。

3月21日の宮崎日日新聞にNEDO実証住宅の記事が掲載されましたので
ご紹介させていただきます。詳しくは 3月21日新聞記事(pdf)はこちら

3月21日新聞記事


マッハシステムの経済効果

マッハシステム経済効果


世界中で私だけが気付いたこと

その真実に気付いた時、私は誰かにその事を告げたかった。

 取り敢えず、犬に向かって告げた。

 愛犬は主人の感情の高ぶりに呼応して耳を立て、しっぽを立て、訝しげに2,3度ゆっくりと振った。

 平成26年度マッハシステム体験館の7月(1ヶ月間)の冷房費用(エアコンの電気代)が3,045円でした。ご覧戴いた方はご存知ですが、床面積約65坪のモデルハウスの実測値です。7月の1日平均98.22円になります。

 昨年の7月は4,735円でした。昨年は7月の1日平均152.74円でした。ではどうして約1月で1,700円1日で約54円も冷房費が減少したのか、理由をご説明いたします。

 理由は次の3点

①   昨年に比べて今年の7月は少し涼しかったため

②   今年は、窓の外部にオーニングを設置して輻射熱を遮熱し、涼しさを実現した。

kaigoオーニング

③   電気料金が割高な日中にエアコンの稼働を下げることが可能であったこと。電気料金軽減効果は価格の高い時間帯で実現することで最大となる。

比較表
追記、マッハシステムは冬も夏も冷暖房に必要な電気エネルギーを削減できる省エネに最適な工法です。

 冬の暖房に関しては、夏の冷房に比べて日中は太陽熱エネルギーを取り込むことで、暖房期間の長さの割に空調による暖房エネルギー、コスト共に低く抑えることが可能です。

 これは夜間の一番冷え込む時間帯に夜間の電気料金が低廉に設定されていることで、使用電力量の割に料金が低くなることとつながっています。

使用電力2
※使用電力量は冬が夏の1.3倍以上なのに料金はほぼ同じとなっている。

7月8月比較2
告知 ※ ?の実測結果は9/1 発表致します。


庭の植樹始まりました

 お隣様ご入居につき、西側の塀の工事と植樹を始めました。植樹は少しだけ丈の高いものを選んでいます。

IMGP0157

 少しづつ手を入れて、環境づくりを考えてゆきたいものです。

この夏の猛暑で入口の「つつじ」は殆ど枯れてしまいました。炎天下、毎日のように晴天続きで、ご近所さんによれば、「全部枯れた」とか「2、3本しか残らなかった」とか。

 南側正面の楓も殆どの葉が落ちて、毎日の水遣りで、かろうじて生き残った様子。秋の長雨に冬を間近にして若葉を広げてくれています。

 そのような訳で、少し模様替えということです。入口の「つつじ」の後には、5種類の苺を植えました。春には赤い実が実ることを楽しみにしています。

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 完成後5年の展示を致しますので、何度かご来場戴ける機会もあろうかと存じますが、残り4年と成りました。

 春夏秋冬、全館空調(マッハシステム工法)による室内の温熱環境をチェックに皆様のご来場をお待ち申し上げております。


介護モデルの絵画

介護モデルの絵画

 

アイ・ホームの介護支援モデルハウスに4枚の絵画がある。

玄関を入って右手、濃紺の山の絵が迎えてくれる。錦江湾を隔てて、桜島の上空に、太陽が地球の丸みをこえて、日没後の残光を中空に放つ時、白い噴煙が光を受けて耀く。桜島は自らの山容を夜の闇に浸潤されながら、視野に重たげな量感を見せている。広がる山裾には、点在する人家や店舗の灯火が鮮やかに浮び上がっている。正に、その時を描いた一枚といえる。

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下前原 稔さんの作品である。下前原さんの業歴については、後述させて戴くとして、作品の特徴に、大島紬を画布に用いることがあげられる。現在もお元気で、ご母堂が織り上げられた紬に描かれた絵画の数々、誰もが手がけることが出来ない世界を、親子して世に送り出している。因みに、下前原さんは当社でホームページの作成をお願いしているアイ・ホームの社員さんです。

次いで、和室。こちらには黒地に金色の絵の具で富士山が描かれている。日本人好みの配色は簡潔で心地好い。

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三枚目は2階のホール、花の絵である。タッチに勢いがあり、独特の世界を造り出している。花の持つ命が弾けるように咲き開いたといった様子で、下地の紺と金茶の大島紬が絶妙の装飾性を生みだしており、私の好きな作品である。

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以上が下前原氏の作品で、写真ではありますが、それぞれ何となくご理解戴ければと存じます。

更に、原田茂様の作品も一品、寄贈戴き、2階、階段ホールの大きな白壁を背景に展示させて戴きました。アクリル画の瑞々しい輝きが、白磁のような乾いた質感を見せ、背後の白漆喰に良くマッチしている。青と白が絵画全体を時間という大きな流れの中の水底の景観のように見せている。不思議な感覚を描いた作品と言えよう。

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◇下前原 稔

大島紬絵画 創始者

プロフィール

●1962年 宮崎県えびの市に生まれる

●1985年 大阪芸術大学 芸術学部

芸術計画学科卒業

研究室賞受賞 博物館学芸員資格

●日本イメージポスター展入賞

●芸術の森展 優秀賞

●自然と人とのふれあい展 毎日新聞社賞

●第2回みやざきTOYP大賞優秀賞

●ニューヨーク国際美術コンペティション受賞

●その他 多数受賞

●2000年 東京にて個展開催・英国大使来館

◇原田 茂

プロフィール

昭和11年(1936年)宮崎市に生まれる。宮崎大学芸術学部で出水勝利氏の指導を受け、卒業後県内の中学校(西都市立都於部中)、高校(本庄、泉ヶ丘、宮崎南)に勤務。昭和43年(1968年)から独立展に出品、昭和53年(1982年)に県美術展で文部大臣賞を受賞する。定年後、宮交カルチャーセンター講師を務める。身近なものにテーマを求め、独特のマティエールで現代社会を象徴的に表現しました。

画歴

●宮日美展 大賞

他 特選(宮日賞2回、知事賞1回)                        奨励賞 4回

●県美展 文部大臣賞                                  他 特選 1回                                準特選 2回

●独立展 奨励賞 2回

●西日本新人秀作展 入賞

●都城市美展 大賞 2回

●全国県美術選抜展 賞候補

●尾道を描くコンクール 入賞 3回

独立美術協会準会員 宮日美展無鑑査


健康維持増進住宅(快護支援モデル)考 Vol.9

見えない時間や空間の設計

一般的に私達が建物を設計する時、いわゆる合理的な使い勝手、見た目のデザインを中心に行うことが多い。

①エレベーターの速度は?

住宅用エレベーターの移動速度はゆっくりである。体の不自由な方を対象に設計されており、扉の開閉も安全上、確実な人の位置でないかぎり、動かないようになっている。

先日、三上克俊先生が来社された折に、エレベーターの速度は、以前は「介助者が車イスの方をエレベーターに導き、ボタンを押した後、2階へ階段で移動すると、ちゃんと車イスの方を出迎えられるような時間速度にしてあった。」とのこと。お世話がどうすれば出来るかとの観点がそこにはある。

今は3人乗りのエレベーターもあり、佐土原の介護モデルハウスはこの3人乗りですので、介助者が同乗することも可能なタイプとなっております。それでも複数の介助が必要な方には、今でも役に立つ配慮だと思われました。

考えようでは介助される人、する人に至便なエレベーターの移動速度があったということです。※エレベーターのメンテナンス料 3750円/月

 

②背もたれと壁の空間の意味

ユニットバスにベンチのあるタイプのお風呂があります。このベンチに背もたれが付いているタイプと、付いていないタイプがあります。

何より狭いユニットバスです。少しでもスペースが欲しいのですが、どうして背もたれが付いているのか。それは、背もたれとの壁の間に隙間があるので、背中を洗ったり、お湯を流してあげることが出来るための空間です。この事を教えて戴いたのは、ご家族でお世話をされていた方でした。その方は、自らそのベンチに腰かけられて、背もたれの意味を語られたのでした。

 

私達は、住宅設備機器の採用に当たって、デザインや使い勝手を考慮して選定しているつもりですが、こうした隠れた「空間」の意味まで思慮してアドバイスをしなければと反省した次第です。

 

③ベンチで体を洗ったら浴槽が汚れる

ベンチが浴槽の脇にあるので、洗い流した水が、浴槽に入るのが心配されます。その時は先に洗い流して、浴槽にはその後お湯を張ったら良いのです。

介護には手順があるのです。

この時、浴室は、他の室内との温度差の無い空間であることが前提となります。

今回採用のユニットバスには、専用の暖房装置があり、入浴中、入浴前で室内を加温する温度に差が付けられており、健康上の配慮もなされているようです。


健康維持増進住宅(快護支援モデル)考Vol.8

快適すぎるマッハシステム

住宅の温熱環境をコントロールする方法として、昔、暖房では囲炉裏、炬燵。冷房では、ひたすら風通しだった。

今日、様々な方法論があるが、私達のマッハシステムはもしかすると究極の温熱環境工法なのかも知れない。

 

快適温度とは

夏であれば外気36℃、室内27℃。約9℃の温度差となる。むろん、室内が28℃であれば8℃の差となる。

この時窓や、天井から高温の輻射熱が室内に侵入しておれば、不快である。空気は28℃に冷やされていても、不快な感じがするものである。夏の2階がそうであるように。

 

一般的に!

特に夏の屋根は日射で75℃まで熱せられ、屋根裏の温度は50℃近くまで上昇する。よって天井は熱せられ、天井から輻射熱が室内に入って来る。

2階の室内をエアコンで冷房して空気を28℃まで下げても、不快感があるのはこのためである。

 

夏は小屋裏にも冷風が

マッハシステムは、小屋裏の空間にも冷気を送り冷やしている。よって天井からの輻射熱は来ない。2階の室内空気を28℃にすれば、そのまま快適温度を享受できる。

 

冬は床下にも暖気を

冬であれば、外気0℃、室内23℃であれば約23℃の差となる。

この時、窓や床下が冷えておれば熱はそこから外へ逃げ出してしまう。室内の空気が23℃に保たれていても、窓をそのままにしては、絶えず逃げ出す熱をおぎなう為に、加熱が必要となり、エネルギーコストがかさむことになる。だから窓は、断熱性の高い断熱サッシが良い。更に床下からの熱の流失に対し、床下断熱よりも基礎断熱が良い。

更に、マッハシステムでは冬床下まで暖気を送風している。連続して暖気を送風しているので床下は温かい。床も温かくなってくる。

床暖房は長時間肌に触れると低温ヤケドする

人体は36℃が平均的な体温であると言われている。しかし、足先、指先の温度はそうではない。床暖房を好まれる方は多い。しかし、一般的に床の温度は入浴時の水温と同じ41℃前後である。

気持の良い温度ではあるがいつまでも入浴している人はいない。だから、床暖房の家でイスに腰掛けている人は、いつの間にか足裏を持ち上げて椅子の背にもたれかかる人が多い。

足裏に不快な汗が、浮いている。長時間そうしているには熱すぎるのである。

人体は36℃だが適度な放熱が必要なのである。

放熱が不足すると「のぼせる」、放熱が多すぎると「寒気がする」

 

季節で異なる快適温度

夏であれば室温27℃の中で暮らせば、体温が上がりすぎず快適である。

冬であれば室温23℃の中で暮らせば、体温が下がりすぎず快適である。

いわば人は23℃~27℃を快適温度と感じるようだ。また、このいずれの場合も、床、壁、天井の温度が室温と同じであれば、人が快く感じる体温の放熱バランスが最適となるのである。

温度差のある環境下では、人は不快を訴える。熱すぎる風、冷たすぎる風でエアコンを嫌う人は多い。たとえ、調整された室温が最適温度でも、熱い風が直接肌に当たれば不快なことは言うまでもない。

 

たっぷりの空気がゆっくりと全身を拭き上げる快適

マッハシステムではエアコンによって空気が空調室で調温され、大口径のダクトで、2℃〜3℃前後の温度差のまま各所に送風されている。

ダクトの径は150φで大きく、たっぷりの空気がゆっくりと室内を潤すことになる。

天使の羽でつくられたような、見えない空気の流れに身を置くことは、快適でなくてなんであろう。

壁、床、天井の温度が同じであるだけでなく、私達人間は、体に纏(まと)う薄い空気層が体から蒸散する湿気でおおわれている。これを適度に吹きはがす。

こうした天使の羽のような換気を好ましく感じるのは、人の生物的な快感でもある。つまり、適度な気流があることが温熱環境には欠かせない快適条件となる。この快適気流のある冷暖房の工法はこれまで存在していない。

女性や子供達にやさしいマッハシステムは快適すぎる

どのような高断熱高気密住宅でも部屋に直付けのエアコンを利用すると、室内に大きな温度差が出来て不快です。

冬はエアコン吹き出し部が45℃程度で熱い空気は上へ、足元は冷たい空気となり頭温足冷になってしまいます。

夏はエアコン吹き出し部が13℃程度。熱い空気は上へ、足元は冷気に満たされてしまいます。

快適温熱環境をつくる3つのポイント

   「室内に温度差のない」こと。(建物内のどの部屋も同じ温度)

夏 28℃~25℃=空気 <床・壁・天井が28℃~25℃の温度>

冬 25℃~20℃=空気 <床・壁・天井が25℃~20℃の温度>

   温度差のないたっぷりの空気がゆっくりと移動していること。

   換気にムラのないことと、十分な換気量(新鮮な空気で常に換気)

<マッハシステムの換気は大口径ダクトでDCファンによる大風量、省エネ工法>


健康維持増進住宅(快護支援モデル) 考 Vol.7

驚天動地

快護支援モデルハウスが建つ場所は、子ども達の通学路となっており、教育上の見地から「快」を「介」に戻して、今後は記述してまいります。

 

昨日のこと、数時間毎にモデルハウスの温熱環境をチェックしていたところ、これまでにない動きがみられました。

 スワー大事ということで、モデルハウスに急行。エアコンの可動状況をチェック。今夜は急に冷え込む様子なので、設定温度を上げようと思って見てみると、タイマー設定になっていた。「え~?」ということで、1時間後にストップすることになっている。明後日は展示会を予定しており、建物の躯体蓄熱が奪われると、なかなか暖房が効かないことになります。

 

実質Q値の測定

 介護モデルハウスは、計算上のQ値は0.98w/m2kで、実測C値は0.5㎝/m2でした。

 計算通りのQ値が出るのか、実測値が上回ることも多いので、それを計測しようとしたことで今回の事態となりました。

 なぜ実測値が向上するのかと言えば、窓際にハニカムサーモを設置したり、外部にシャッター窓戸があれば、これを閉めたりすることで断熱性能はアップします。

 測定には外気温度が15℃以上になると不正確になるので冬しか出来ません。

とは言え、今月は展示の関係で断念。3月の寒い日に行うことになりました。

 筑波のインテグラの渡辺さんの指導で今回の測定は大変です。東京大学の坂本雄三先生の研究室で行われた様子がインターネットに出でいましたが、とてもそこまでには不可能ということで、インデグラさんにお願いすることになりました。

 実質  Q値の向上にどのような工夫が効果があるのか、楽しみにしています。

 実は、玄関にもハニカムサーモを設置しています。これは引戸なので思いついた工夫です。

広い面積1.5間中、高さ2700㎜をガードしています。きっと玄関にまで設置することは誰もやっていないのではと思っています。 


健康維持増進住宅(快護支援モデル) 考 Vol.6

DSCN0264 のコピー

佐土原快護支援モデルハウス

◎エアコンの設定温度は何度

あなたのお住まいでは、室内のエアコンを何℃に設定されているでしょうか?

エアコンの設定温度の上限は、最高で30℃程度ですが、いかがでしょう。佐土原の当モデルハウスでは、20℃設定です。

一般的には、ありえない設定です。それでも室内は21℃~22℃になってしまいます。冷蔵庫やテレビ等の内部発熱や、昼間の日射取得による蓄熱によって、室内の気温は快適な21℃~22℃にアップします。

 

◎躯体蓄熱輻射熱冷暖房とは

この頃アイ・ホームの「エアコン1台で」というキャッチフレーズを真似る会社が多くなってきました。大きな違いがありますのでご説明致します。

列挙すると以下のようになります。

①    特許商品であること。
他社の真似できない独自の技術で、現在全国で約40社で採用されています。

②    躯体蓄熱輻射熱冷暖房である。
・特許の主体は大風量小温度差冷暖房の理論であるが、高断熱で気密性の高い建物が前提となる。
・快適温度の±1℃前後の送風による温度調節であり『風を感じる』ことは殆ど無い。
・建物の隅々、廊下や天井裏まで快適温度に調える為に、空気を大量にしかもゆっくりと行き渡らせることにより、躯体の温度を床、壁、天井、建物内部の家具に至るまで、同じ温度に温めたり冷やしたりすることが可能。
・40坪の住宅は家財道具も含めて、40t程の質量となります。この40tの質量に熱を吸わせることにより、「躯体蓄熱」を行います。快適温度を床、壁、天井で今の時期であれば、21℃平均に保ちます。家全体を湯タンポや冷温タンクとして用いている事になるのです。冬であれば、家全体が湯タンポで、人はその中に暮らすイメージです。ちなみに、窓を開けて冷風が室内に吹き込んで来ても、閉めた途端に床、壁、天井から輻射熱がドッと出て来ますので、熱を蓄えることの少ない冷気の移動程度ではすぐに快適温度に復することができるのです。
・夏場では、天井裏まで快適温度帯に調温されており、特に2階建ての時に2階が快適なことは特筆に値いします。
・風で体温を調節するのではなく、家全体を快適温度に調温して、人体を包み込むシステムと言えましょう。

③    設置されているエアコンのパワーが他社と大きく異なります。
アイ・ホームのマッハシステムでは、小さなエアコン1台という事です。一方で、住宅の断熱の基本性能に負うところも多く、Q値、C値といった性能が高い程、当社のシステムも有効に働く事になります。尚、住まい方も大切で、夜お休みの時には、シャッターを下ろし、カーテンを閉め、当然ながらサッシも閉めて、少しでも外気の温度の影響を受けないようにしたいものです。

尚、当モデルは、外貼りと、充填断熱のダブル断熱という、きわめて高い断熱性能、Q値が0.9W/㎡・K、気密性能実測値0.5c㎡/㎡以下になっています。


健康維持増進住宅(快護支援モデル) 考 Vol.5【追記】

温度・湿度のバリアフリー

◎温熱環境を改善し、ヒートショックや病気の予防に配慮した住宅。
先ずはデータをご覧下さい(冬季事例)
以下のデータは、2013年1月8日 午後2時30分頃のものです。
エアコンの設定は21℃でも、室内は+2~3℃になります。
テレビや冷蔵庫、パソコン・太陽光発電システムのパワーコンディショナー
等からの発熱量がアップ源。もちろん料理したり、お風呂もアップの因です。


◎TV台のところ・・・室温:24.6℃ 湿度:32%


◎1階居間中央部・・・室温:25.2℃ Co2濃度:451ppm(外気と同等の清らかさです)


◎1階和室・・・室温24.3℃


◎2階和室・・・室温:24.9℃ Co2濃度:469ppm


◎1階トイレ・・・室温:23.5℃


◎2階介護室・・・室温:23.8℃
本モデルハウスの温熱環境は斯くのごとしである。外気温に影響されず、全館冷暖房を実現できるものです。
更に省エネルギー性能にも優れた以下のデータは、同日の暖房エネルギーがどのように消費されたのかを示している。

2012年12月15日 晴れ

「エアコン北」と書いてありますが、この1台のみで暖房しています。
16日 晴れ

※室内にあっては1℃~2℃の温度差の暖房で、ゆったりと空気が移動換気されており
「ムワァ~」とするような高温で強い不快な感じは一切致しません。
高断熱な住まいなので、晴天の日中は日射の熱だけで充分な温かさが得られますのでエアコンはストップしてOK。
17日 晴れ
18日 曇り

60坪の住宅の暖房を、8畳用・4.7Kwのエアコン1台で斯くのごとく快適にコントロールできていることを示している。
晴天時、曇天時で、それぞれ丸一日の暖房費が70円、180円ということになる。

 ◎FHアライアンスの「マッハ・ソーラーシステム」で実現した驚くべき高性能、省エネルギーの温熱環境

マッハ・ソーラーシステムは、ヒートポンプで生成した熱を、DCファンによって大量送気する事で実現する全館空調システムである。
40tあまりの建物の躯体蓄熱を利用して安定した温熱環境を創出する技術である。「小温度差大風量」による本システムは既に特許が認定された工法であるが、これから注目の技術といえよう。
尚、ダイキン社製、新製品の「デシカント空調」により、第一種換気でありながら、加湿と除湿の機能もある熱交換ユニットを採用した。
この事が湿度環境の改善に大きく寄与している。
更に当該機器は90%の熱交換効率を誇り、冷暖房の負荷を30%低減致します。


健康維持増進住宅(快護支援モデル) 考 Vol.4

 住宅設備の導入において、暮らしの変化に対応できる機種選択が重要となります。
今回の選択ポイントは、
1.エレベーター
ボタン一つで人も荷物も移動できます。
安全対策では停電時は内臓バッテリーで2階から1階に自動的に降りて停止します。
  年1回定期点検(パナソニック社製)
  保守点検費用が年間 42,000円(税込み)

2.ユニットバス
車イスからユニットバスのベンチに移乗でき、入浴しやすいタイプを選択してあります。
リフト付きもあるのですが、リフトは今急速に進化中につき具体的な介護状況に応じて導入を検討されればよろしいかと思います。
床がホッカラリ床との名称で膝をついても痛くないタイプです。
尚、排水、水切れが良い床となっています。
  TOTOのユニットバス 
  ◎手スリバーは背もたれにもなる。
  ◎浴槽は冷めにくい保温タイプ。
  ◎半身浴可能なラウドタイプ。
    安全なスベリ込み防止効果あり。

3.洗面化粧台
車イスでも顔が洗えるように下部収納のないタイプを選択しました。
右側にも水栓レバーが移動可能な機種で、シングルレバー、シャワー水栓となっています。
今回はユニバーサルデザインを採用し中央にレバーを設置しました。
場合によっては、人感センサー付き水栓も照明も選択可能。
車イスに座っていても、お顔が見られる位置に鏡が設置してある所も重要な選択ポイントになりました。
車イスを使用される方から鏡が見えなくなるとのお話を伺って選択致しました。

4.トイレ、入口ドア
  ◎自動洗浄(全自動おそうじトイレ)
  ◎自動開閉(トイレフタ)
  ◎節水タイプ(パナソニック社製)

  ◎はね上げ手スリ付きとしました。
  ◎手洗いは自動水洗としました。
  ◎出入口ドアはケアシストという会社の商品で、部屋側、ローカ側どちらから押されても開くことが可能で、車イスの移動に必要な幅員を考慮してあります。

5.キッチン
 今回は、一般商材の採用と致しました。

6.サッシ
①玄関サッシ
  ◎Lムーブでリクシル社製
     ハンドルを手やひじで軽く押すか、あるいは、
      人感センサーを作動させれば自動開閉も可能。
     後日に、障害によるリフォームでも後付け可能なタイプです。

②掃き出しサッシ
  ◎部屋からウッドデッキへの移動を考慮して、
    ノンレール引きちがい窓(ウォーキング)を選択しました。
    (快適ウインドーマデオ・三共アルミ社製)
  ◎ノンレール構造で、レールの段差につまずいたり、溝に足をとられる心配がありません。

  ◎車イスでも通りやすい開口幅が確保できる3枚引戸を採用しています。

7.照明器具
  ◎足元灯。保安灯といい、停電した時はバッテリーの電源で自動点灯(30分以上)。
    非常時の明かりとして、取りはずして持ち運びも可能です。
    2階のホール、介護部屋のベットの枕元にも設置されています。

8.ホシ姫サマ(パナソニック社製)
  洗濯物を室内乾しする時、乾し竿をリモコンで手元におろすことができます。
  お年寄りや車イスの方でも楽に物干しが可能。

9.連絡用機器
  同居人に緊急時連絡可能なワイヤレス・コールを採用。(パナソニック社製)
  配線不要、ラクラク連絡、光と音でお知らせ
  ◎ワイヤレス携帯受信器で、呼び出しを音と振動と番号で表示。
    固定の受信器は音と光
  ◎ワイヤレス・ペンダント・コール
    浴室コールを採用しました。

10.AIR-Eというナノ発生器

  ①カビ菌抑制
  ②脱臭
  ③お肌の保湿・美容、など
    様々な有益効果を発揮する機器を3箇所設置しました。
    介護室、玄関クローク、空調室 それぞれ、主に脱臭を重点に配置しました。


健康維持増進住宅(快護支援モデル) 考 Vol.3

段差のバリアフリーについて

居住者が高齢であったり、障害者であった場合、住居という生活の場への出入、室内から庭、玄関や敷地への移動に段差が大きな障害となる。
又、一度でも足を痛めた事のある人は、この段差の存在に気付くことになる。

元気を前提にした家づくり

元気な時には気にならない様々な事が、一度不自由な身になるとはっきりと見えてくる。
私達はお客様から家づくりのご計画を依頼された段階で、設計上配慮しておけば、いざという時にどれだけ助かるかと云うことをご提案すべき義務を負うと考えられる。
だからして、具体的なご提案を宮崎市佐土原町に健康維持増進住宅(快護支援モデル)として建築いたしました。

段差のバリアフリー設計ポイント

①玄関から室内への移動
 それでは、具体例をご覧下さい。

解決すべき問題点を列挙すると
1.敷地と玄関アプローチの段差解消
2.車の乗り降り時に、雨風の影響を軽減すること
3.玄関から室内への段差解消
4.玄関ドアの開閉での入室者の負担軽減
5.水、埃の浸入防止(段差を無くすことで吹き込み易くなる)

【具体的な解決策】
1.敷地と玄関アプローチをなだらかなスロープで結んだ。
2.玄関前の雨避けを大型の庇で設計し、車の通過と乗り降りが可能なものとした。
3.敷地と玄関、更に室内の床の高さを平坦に近いスロープで結んだ。
4.玄関は引き戸とし人感センサーで閉まるものを採用した。開く場合はワンタッチとした。防犯上の事もあるので、どこまで自動化するかは検討されねばならない。
5.敷地やアプローチを前もって埃の出にくい設計とし、配水、防水も水勾配を考慮し、スリットから予め計画した溝に水を導く事とした。

 ②室内から庭への移動
 それでは、具体例をご覧下さい。

解決すべき問題点
1.室内から庭へは通常500mm内外の段差があるのでこれを解消したい
2.配水や埃の浸入を防止する(段差を無くした場合)

【具体的解決策】
1.庭の高さを室内の床高に合せて段差を解消した。
2.
 建物側の敷地を計画段階で庭より700mm程下げ、庭と建物の間には、1m~3m程の幅でモルタル仕上げとし、配水の側溝を設置した。
 室内と庭は木製デッキを橋のように掛け渡し、防蟻・防腐を考慮して、「コシイプレザービング社」のパーマエクセル製品を用いた。
 室内から外へフラットな通路を開設出来た為、車椅子の利用も可能となった。
※平坦な仕上がりの為、庭の埃や木の葉が室内に吹き込まぬように、庭との境界に落ち葉止めとして「竜のひげ」を植栽したり、庭は一面の芝とした。


快護支援モデル考 Vol.2 


「杉圧延床材」

ジャパンブランド・プロジェクトでは杉の床材も開発いたしました。
こちらは大経木の杉材が増えていますので用途の拡大の為、幅広の床材を実用化しようとの試みです。
問題点は変形と抜け節という杉の欠点をどうするかということでした。
杉板材に高温のアイロンをかけることで圧縮と加熱で変形を防止することにしました。

一方、抜け節は埋め木による対応となりますが、現状では商品化の目途が確立できるまで御預けということで、埋め木不要の良品のみの選択で具体化しております。
出来上がって「快護支援モデルハウス」に使用されましたが、この杉圧延幅広床材の商品特性は以下のようになります。

◎杉圧延幅広床材の商品特性
1.幅広の床材は視覚にゆったりとした落ち着き感を与える。
2.変形は殆んどなく、形状安定性に優れている。
3.材に含まれる空気層が断熱効果を発揮して、足裏が温か。
4.材のクッション性が高く、足が疲れない。

尚、杉床材として開発されたが、棚板や家具にも応用が出来る。
モデルでは棚板材として用いた所、高級感の出る材でデザイン性も高い。


快護支援モデル考 Vol.1 [追記]

代表取締役 田村寛治
◎ジャパンブランドプロジェクトとは…

佐土原町の「快護支援モデルハウス」には左記のジャパンブランドプロジェクトの新しい提案が具体化されています。
そもそも「ジャパンブランドプロジェクト」とは、経済産業省の補助事業で、日本発の商品づくりで海外へ進出しようというもの。
アイ・ホームが海外にまでとは考えておりませんが、宮崎県産杉の利用拡大に用途の開発を行なう等、お役立ちが出来ればとの思いで参加させて戴きました。
プロジェクトで試作できたものをモデルハウスで用い、問題点を解明するなど私共の役割も必要なのです。

 ◎ノンスリップ階段材の開発
階段からすべって怪我や死亡事故となるケースが意外に多いことは、統計にも示されています。
2004年の日本転倒防止協会(03-5957-0560)の調べでは、階段等の住宅内での死亡事故は1年間で4000名近くに上っているそうで、クレイジーキャッツの谷啓さんも、階段からの落下が原因でお亡くなりになっています。
今回、宮崎県産杉材を波板状に加工し、劣化防止と美感を維持する為に塗装して快護支援モデルに採用いたしました。
足触りも良く、しっかりとグリップ力が生まれ、これから皆様にお勧めの素材に仕上がりました。

◎視力障害の方の感想
FHアライアンス会長の廣石氏は、弱視でもお元気にお仕事をされています。
先日、モデルハウスをご覧戴きましたが、実際に階段を上って
「これは上りやすい。踏み板がしっかりグリップできることと、蹴込(踏板と踏板の間の垂直の部分)が白い漆喰にされていて、くっきりと判りやすい」
との事。尚、上り始めの段には照明も付けられており、これを喜んでおられました。
「こんな上りやすい階段は初めてだ」との事。


写真で見て戴くと、一面の踏み面を2色でデザインしています。
これがなかなかおしゃれとの評判です。
実用的には色の変化で段差の確認がしやすくなります。

更に一般の床材や内装建具材にも表面加工の表情が面白く、こちらも試作して展示いたしました。
問題は乾燥の関係で木材の変形が出ることもあり、こちらは少し考えて用い方を検討する必要があるようです。


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