アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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グッドバイ

 シバとビーグルのミックス犬のくろちゃんが死んで、ぽっかりと空いた胸の穴を、一匹では足りないと、2匹のミニチュアダックスフンドが我が家にやって来たのは11年前だった。
 兄、妹の2匹はいつも一緒。
 兄のレオは体重7㎏、妹のモッコは3.5㎏。
 我が家に着いたその日から2匹の犬達の騒がしい吠え声が家中に11年間響いていました。
彼の様子が急変したのはつい一月程前だった。脱兎のごとくダッシュする姿は帰宅時の彼の最高の喜びの表現だった。部屋を3箇所、まるでレーシングカーのように駆け巡る。黒いイナヅマ。その彼がよろよろと転(まろ)び出て、帰宅の喜びを表する様に「アレ」となった。
 医者は、血液中の免疫が赤血球や白血球を攻撃する病だという。急変し死に至ることが多いとのこと。
 とりあえずの注射と投薬で小康を得たのもつかの間、20日間の内にあの太っちょのレオちゃんは、にわかに痩せ、眼の周りの肉まで落ち窪み、ハアハアと息を切らしながら弱っていった。別れの1日前。動けなくなったレオに添い寝をした。リビングの板の間に布団を敷いて、寝ながらレオをなで続けていた。朝目覚めると、ソファに添い寝していたはずの妻はもう1匹の愛犬君と寝室に移っていた。
 昼間、仕方なく仕事に出たが、早めに帰宅すると、寝ていたはずのレオが玄関に転(まろ)び出て来た。長い垂耳の横に白い何かがついていた。
 「はっとした」それは3日程、何も口にしていないはずなのに、胃から出たそれ以前の吐瀉物だった。水すらも、飲ませようとしても飲めなかったのに、3日前の食物が胃の中で消化されずにあったのだ。苦しかったはずだ。そうして彼の歩いている姿を見たのはそれが最後だった。驚いて、直にだっこして娘の愛が買って来た犬用ベッドに寝せると、ハアハアと横になったまま。私もその場に添い寝して切迫した事態にレオをひたすらなで続けた。
 レオの息づかいはハアハアと苦し気で、時折背中側の私を見るように伸びをした。「居るよ、お父さんはここに居るよ」
 レオは、またハアハアと元のように背を向けて横向きになった。10時頃か、ふと見ると妻がソファで寝入っている「おい、見ててくれ、風呂に入って来るから」ほんの10分程して帰って見ると、もうレオは死んでいた。
 まだ温かい、息はしていないがあの世から呼び返せば息を吹き返すかも。
 レオ、レオ、レオ、レオ。甲斐なきかな。
 レオは既に可愛い添い寝姿のまま帰らぬ姿となっていた。
 お父さんのパジャマ、いつもお前が寝そべっていたそのパジャマにくるんで、小さな掘りたての庭の穴に埋めてやりました。
 今朝も、モッコちゃんだっこして君の埋められた花壇を見ました。昨日もその前の日も。君の分まで、モッコちゃんいっぱい、いっぱい可愛がってあげるからね。さようならレオ。
 ワン、ワン、ワオーン。
 グッドバイ!


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