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アイ・ホームのマッハシステムでカビなし浴室新生活 (室内洗濯物乾燥室がついて来る)

 マッハシステムでカビなし浴室生活を実現しましょう。
 年末になると、大掃除の番組が人気です。特に、浴室の掃除では黒カビ、赤カビをどのように取り除くか、蘊蓄のある説明、実演と盛り上がり、今年も平和に暮れてゆくなーなどと、年末テレビ定番の風物詩となっています。
 さて、アイ・ホームのマッハシステムの家では、バスルームが朝起きてみるとピカピカのカラッカラになっている、正に夢のような清潔生活が出来るのです。

ピカピカ、カラッカラの秘密

 或るお客様からのご報告です。
 アイ・ホームからお引渡しを受けて初めての冬をお過ごしなのですが、どのような浴室利用なのでしょうか。
 「冬は寒いので浴室換気はしないで、入浴。最後の人は、お湯を抜き、浴室を拭き上げて浴室側の扉は開けて、洗面室の入口は閉めて出る」とのこと。浴室換気扇はストップしたままです。
 そうすると、ピッカピッカのカラッカラ。

マッハ工法の功能原理から

 アイ・ホームの家は高断熱、高気密の家です。特に、高気密(C値0.1~0.5程度)です。浴室換気扇を作動させると、室内が負圧になるので、浴室の小窓を少し開けて戴くことでスムーズな排気が可能となります。小窓を開けずに排気を続けると、ファンの音だけして、排気がスムーズにゆかない状態となります。又、冬の外気は冷たいので、入浴時の室内温度が低下してしまいます。ですから、ヒートショックを防ぐ為にも実のところ、換気をせず入浴する方が理に適っています。
 浴槽のお湯の水蒸気は室内に充満しますが、浴室の壁や天井は、マッハシステムによって22℃~25℃と温められており、結露の条件を満たしていませんので、お湯がかからない限りに乾いています。
 しかし入浴するとお湯40℃からの水蒸気が人の体表面からも多くの蒸気が空気中に放散される為、湿度が90%以上となり壁表面に結露が発生します。ウッスラとではありますが、水分は取り除かねばカビの原因になってしまいます。拭き取るか乾燥させる必要があるようです。
 さて、入浴後出入口を開放することで、洗面所の室内と空間が連続してしまいます。この2部屋の気積が20㎥~30㎥に対し送風設定「L」のとき換気量100㎥/hの空調室からの給気が連続的に行なわれると、1時間当り3~4回の換気が行われることになります。更に第1種熱交換器の排気口がここに設置されておれば、1時間当り40㎥~50㎥の排気がこの場所で行われることになります。排気だけ考えても1時間に1回以上の換気が出来ていることになります。尚、送風設定は「M」で200㎥/h、「H」で300㎥/hとなります。風量を高める程良く乾きます。

室内洗濯物乾燥室として長期利用の場合

 乾燥室と位置づけることを考えると、洗面室に2本の給気口を設け、送風を「M」設定すれば1時間当り400㎥の風量となります。1時間当り10.3回の高速換気となり確実な洗濯物専用乾燥室が出来上がります。給気口1箇所でも送風設定「H」で300㎥の風量は確保できますが、ファンの耐久性の面から「M」の200㎥までの利用が良いかと思います。よって2台で400㎥がベターです。
 ということで、これだけの換気が連続的に行なわれることで、浴室はカラッカラに乾きます。調温と除湿がマッハシステムで浴室と洗面所を温かくカラッカラにしてくれることになるのです。
 一方3種換気だと大風量でも、外気が排気量と同じだけ、冷気で浴室に入ることになり、浴室の気温は急降下、相対温度は急上昇となり浴室壁に結露してしまいます。ここにカビがついてくることになるようです。

ピッカピカは何故

お風呂
 これは、入浴最後の方の清浄力の賜、皮脂、髪の毛等をきれいに取り除き、熱湯で洗浄し、拭き上げて戴かなければ実現致しません。結論ではありますが、浴室のカラッカラは、マッハシステムで簡単に実現できます。
 ピッカピッカは奥様ご主人など皆様の努力次第と言う事でしょうか。

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