アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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常識が変わるとコントが生まれる №5

トランペットの話

 冬の日は釣瓶落とし。12月の夕暮れ時、展示場でお客様をお待ちしているうちに、ようやくご来場戴きました。ご職業は医師との事。
音楽鑑賞が趣味で防音性能を確かめたいとのご来場でした。
「ちょっといいですか」と言われ、両脇に抱えた重たそうな箱を2個。これを並べて和室の上がり框(かまち)に置かれた。と、突然大音響が、ニニロッソのトランペット。オーケストラをバックに盛大な音の洪水が発生。
お客様は、いそいそと家の外へ出られました。続いて私も戸外に出て、音源に近い部屋の外では、少しだけ室内から音が洩れて来ていました。そうして、この程度ならご近所トラブルになりませんねと安心されていました。
窓にシャッター雨戸を付けている家でしたので「シャッターを降ろすと、更に音は小さくなります。」と申し上げ急いで室内に戻りシャッターを下しました。
ほんの少し薄暗くなった室外から、照明で明るい室内に戻り、再び外へ出てみると、もう真っ暗。戸外にお客様の姿が見えません。
やがて暗さに目が慣れて来ると、先程の場所にお客様は見当りません。おかしいなと思いつつ東側から南に回ってみることしました。やっぱり人影はありません。
何処へ行かれたのかと、注意してみると、なんと、南側の大きな掃き出しサッシに忍者のごとくへばり付いて顔をシャッター雨戸にピタリ。要するに、それ程音が戸外に洩れていなかったという事です。
アイ・ホームのマッハ空調の家に、シャッター雨戸を付けると、室内でオーケストラが楽しめそうだ、という常識、ご存知だったでしょうか。
防音

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