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空気取入口は何処、高さは?

 第一種熱交換タイプの換気の空気取入口が地上から1m以内だとすると、アイドリング中の車の排気ガスが取り込まれてしまいます。
 ガス状の異物はフィルターを素通りします。
 風に舞う、埃も地上1mぐらいが濃く、これとても取入口が低いとフィルターの目詰まりの原因となります。
 浮遊する小さな昆虫もこの高さが最も多くなるようです。高さが低いと空気取入口の粗塵(目のあらい)フィルターの目詰まりの原因ともなります。室内への空気取り入れ口の高さは、人の手が届かない程度の高さに定めている国もある程です。この空気取入口から睡眠ガスを送り込む犯罪もあったようで、防犯上も少し高めが良いようです。
 私が空気取入口の高さについて、このように申し上げるにはこうした、マイナスの意味があるからです。
 こうして高さについて申し上げるのは、一般的に流通している第一種熱交換換気扇の中で、床下に設置するタイプが大手メーカーやフランチャイズ各社で数多く採用されていますので敢(あ)えて詳述した次第です。
排気ガス このような、気付きで防げるリスクには対応しなければなりません。室内の空気を外気で入れ替えることで浄化されると考えられていた昔。そうして現代も、入れ替えが基本となっていますが、現代の自然環境、室内環境は家づくりの方法が大きく変化して来ていますので注意が必要となるのです。室内への外気導入口の位置、「高さ」について考慮してみるだけでもこのような空気取入口の効果的な設置方法に気付くことになります。積雪の多い地域ではもちろん高い所からの空気取入となります。雪に埋もれては空気は取り入れ不能です。
 尚、建物が建築される個別の環境については、各々考慮が必要だと思われます。
 以上のような有害な物質をどのように除去したり、原因の発生条件を取り除くことが出来るか考え、対策を取っていかなければならないかについて考えてみましょう。

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