宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

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4年早く死ぬよりは? <健康寿命の延伸はメンテで決まる>

 住宅の室内空気環境は住宅の断熱性能の向上で大きく変化しました。
 これまでの「夏は暑く、冬は寒い」日本の住まいでは、こたつや、手あぶりの火鉢で暖を取り、夏は風通しを良くすることで涼風効果を殊の外喜んだ。湿度も温度も高い夏には、涼風は「夏の快適」そのものとも言えるものでした。
 一方、断熱性能がアップした建物では、冷暖房の効果が飛躍的に向上しました。それどころか、高性能エアコンに搭載された人感センサーは、巡航ミサイルのように人の発する熱源を追い、冷風を送るように作られています。
 断熱性能の良い家の中では、この冷風を直接肌に浴びると鈍痛を感じるほどで、いわゆるヒートショックと言われる症状が人を悩ませ、健康被害を生むこととなりました。
 住まいの断熱性能がアップした今日、高断熱性能を前提としたエアコンの開発が待たれることとなったのです。 
 この難問解決を実現する方法が、全館空調(マッハシステム、ユカコシステム)と言えます。

① マッハシステムでは、空調の為の送風温度は、快適温度の±2℃程度であり、直接肌にあたっても不快ではない、ヒートショックが起きない人にやさしい冷暖房を実現しました。
② マッハシステムでは、空気質と言われる、温湿度の快適化は元より、空気を汚染するPM2.5や花粉、ハウスダストなどを除去して室内に供給することで、健康被害を減らすことが可能となります。
③ マッハシステムでは、従来の冷暖房の概念を覆す、家全体を躯体を含めて冷暖房空間として運用しています。

 床下から天井裏まで、家の建物自体及び、室内に置かれた家具までも「蓄熱材」として冷暖房用の調温湿された空気を連続的に物の表面に送風しています。
 室内の上下温度差、全室の温度も平準化して温度差の少ない快適連続空間を創出できることになりました。
 試しに、マッハシステムの家の床、壁、天井の表面温度。机やイス、書棚の本の表面温度を測定すると、ほぼ同じ温度となっています。

室内の温度差と健康問題

 慶應義塾大学の伊賀俊治教授らが「脱衣所の室温と要介護の関係」を調査された結果、脱衣所の室温が「12度の冷寒群」と「14度の温暖群」を比べると、健康寿命が4歳も差があったとのことです。
 たった2℃の温度差で寒いと4歳も健康寿命が短くなっていたのです。
 マッハシステムの全館空調の家では、冬でも脱衣室が22℃程度ですので、計算上は10℃、20年も健康寿命が延びる?ということでしょうか。

住空間性能の劣化問題

 問題は生活の場として、マッハシステムやユカコシステムを選択して戴いた方々の住まいが、時間の経過で性能が劣化することです。

① 空調ユニット内の空気浄化のためのフィルターのつまりで、空気が流れなくなる。
② 換気と調温の為の送風用DCファンを停止させると、電気代は削減できても新鮮空気の供給不足となり、空気質が悪くなる。
③ 外気導入部のフィルタは特に虫や粉塵のつまりが生じやすい。
④ 熱交換換気扇内のフィルターが、排気ガスのカーボンなどで真っ黒に目詰まりする。
⑤ エアコン本体の洗浄やフィルターのお掃除をしないで、黒カビなどが発生する問題。

 以上、一定のメンテナンスが行われないと、せっかくの性能が担保されないことになります。
 工務店の使命として、せっかく健康的な温湿度を創出するマッハシステムをお客様にご選択いただいても、メンテナンス不在ではその成果をお客様が受け取れなくなってしまいます。
 お客様に寄り添い、お役立ちできてこそ、明日が来るというものです。
 某大学の先生から「アイ・ホームのマッハシステムの家に入居された方々の健康調査をしてみたい」との問い合わせがありました。住空間の温湿度、加えて空気の清浄度がどれ程入居の方々の健康にプラスとなっているかを、医学的な見地から調査して戴くことは私共に取りましても楽しみなことです。
 伊賀俊治先生たちの室内温度差がこの健康寿命調査に大きな影響を与えているという研究成果につながるものとなるでしょう。
 入居されてから数年という時間が必要となります。「時間」が経過しても、新築時の性能がどれ程、維持されているかが一方でポイントとなってきます。
 アイ・ホームでは、これ迄、全館空調(マッハシステム・ユカコシステム)で新築されたお客様に「メンテナンスサポート」を行っております。伺う程に、維持管理することが、維持管理の技術的サポートがいかに大切であるかを学ばさせて戴いております。
 適切な維持管理なくては、全館空調システムの健康効果は享受できません、それどころか逆効果となることでしょう。
 製造物責任法という法律があります。PL法といわれるものです。製品を引き渡してから10年、被害者が賠償責任のある製造者を知った時から3年という時効期間があります。
 その上でも、何より全館空調をおすすめした責任上も、システムの維持管理のサポートをしっかりと実施しなければなりません。

メンテに学ぶ工務店の原点

 「職場(消防)内で、昨晩は寒かったね、とは暑かったねとかいう会話についていけない位、快適に過ごしていますと言われました、又、家を造ろうかという人にはアイ・ホームは良いよ、とか、マッハは良いよ!って言って下さっているそうです。本日のメンテに感謝して戴きました」
 「先日、子供の集まりがあり、本日アイ・ホームが来て本日のメンテ等の話を他の父兄さんにしたら、いつまでアイ・ホームは来てくれてくれると?と良い会社で建てたね、とか、アイ・ホームはすごいね、と言われたとの事でした、凄く喜んで感謝して戴きました」
 「今まで、フィルターの掃除を自己流でやっていましたが詳しく教えてくださって感謝しています。ありがとうございました」
 「一年を通して、外の温度がわからない程、室内が快適です、と言われていました、感謝して喜んで戴きました」
 「とても、丁寧な対応で安心して、説明を受けることができた、これからも定期的に、点検を受けて対応していただけるとありがたいです。感謝です」
 メンテナンスサポートを行っている担当者から、聞こえて来たことは、お引き渡しをしたお客様が、マッハシステム、ユカコシステムを大変喜んでおられること。時を経て確信する全館空調の快適さを、メンテナンスサポートの後で回収するアンケートでお客様の皆様からおほめ戴けていることに担当者として誇りと自信を見出いしているとのこと。喜びと誇りは、お客様のご満足あってのこと。末永くお役立ち出来てこそ、アイ・ホームも生き残れるというものです

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