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プレハブ住宅での改築 白アリ被害

 プレハブ住宅で白アリが出るとどうなるか、今回その実態に直面することとなりました。
外壁は触ると、落ちる程に白アリが下地を食害していました。

doubuchi胴縁(どうぶち)
壁などで板を打ち止める下地として、柱と柱に渡す幅の狭い横木。

 中が完全に空洞化。
 太めの胴縁もこの通り

futome
 プレハブ住宅は骨組みが鋼材ですが、その他の部材は、木材です。用いられている木材の大半が、ホワイト・ウッドと言われる外材で、白アリの大好物となっています。
 細めの胴縁(どうぶち)はホワイト・ウッド。太めは松のようです。どちらも白アリの大好物。白アリは好きな木材から選択的に食害します。プレハブ住宅は骨組以外全て輸入材であることが多く、被害が出ると、急速に全体に広がります。床、壁、天井、屋根、骨組を残して全て被害を受けます。
 もう一棟立て直す程度の被害金額となってしまいました。
 白アリは、プレハブ住宅の木部をほぼ完全に食べ尽くし、既に、新天地を求め旅立っていました。

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