アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

必要十分条件の家

プレゼンボード0109 家造りには、お客様それぞれに、個性的な事情がある。家族構成、年代、土地柄、年収などなど。結果百人百様の家となる。
都城市の一万城にオープンしたアイ・ホームのモデルハウスにネーミングがされていなかったようなので、何が良いか考えてみたところ、「ZEH必要十分条件の家」という、勘だ、文学的ではないものを思いつきました。
今回のモデルハウスでは、欲しいものは全て揃っている。スペース計画で収納は特に配慮されており、寝室の納戸、水回り収納は必要にして十分。リビングの広さ、和室の広さ、これぐらいあれば十分だと思われる。
かつて、昭和の20年代に生まれた私共は、家造り哲学の変革期に遭遇した。「二間続きに広縁付き」なる理想の住まい像がリビング・ダイニング中心の暮しの間取りへ、更にリビング階段の間取りが一般的なものとなりました。私と同年代のお客様が「必要十分条件の家」を見て「家は、これで十分」と頷く様子にかつて自らが建てた、自宅が「不必要な程十二分過ぎる家」造りであったことへの深い後悔が滲み出ているように思えます。
コンパクトながら十分な生活スペースと使いやすさ、合理性を備えたモデルハウスは、デザイン性に優れた住まいでもあります。
素材の進化は、防水性や防汚性の向上をもたらし、色彩、デザインの多様性を実現した。時代の変化は正に見る者をして「今」は常に変化していることを自覚させてくれます。

「このままでいい」

 「必要十分な家」である、当モデルを見学された、多くのお客様から戴くお言葉です。
これまで、多くのモデルハウスを手掛けた経験から、このような感想を戴く機会が多くなると、暮しのヒントがお客様に受け入れられたことに安堵すると同時に、何がこれ程受けたのかと考えさせられることになります。

平屋か2階建てか

 せめて、夫婦寝室だけでも1階にしておかれると、高齢化社会対応の住まいとして、永くお住まい戴ける要件を備えていることになります。
更には、1階に和室が一箇所でもあれば、来客や高齢化社会対応スペースとして機能致します。
2階建て、一部2階建ての良さも土地利用の観点から大切なポイントとなります。平屋建てでは広い土地が必要で、土地予算が大きくなります。負担の軽減には平屋より2階建てが有利です。
ところで、宮崎にあっては、少し場所を選べば地価に幅があり、同じ予算でも広い土地を取得可能です。平屋建ては土地を予算に合わせることで可能となります。
「必要十分な家」として今回は平屋をご提供致しました。

寝室の収納は狭くないか

 建売や、ローコスト系の注文住宅では、この寝室の収納が畳2枚程度の広さで昔ながらの2軒幅の押入、クロークとなっています。これでは、ギリギリ過ぎて、寝室側に物が溢れてしまいます。
3畳強のウォークインクロークがあれば、一般的な寝室収納として十分です。

ベッドを置いて広さは?

 6畳ではシングルベッド2台でギリギリセーフです。「必要十分な家」では、8畳弱の広さですので、ベッドサイドにワークスペースやローチェスト、化粧台など配置できるゆとりがあることになります。

洗面所のスペースは余白を広く

 洗面所は浴室の前室として、着衣の着脱スペースとして畳1枚ほどの広さが最小必要とされる。しかしながら、子育て世代には、幼子の世話スペースとして出来れば1.5畳程のゆとりが欲しいものです。更には、高齢者の介護には2畳と、長辺方向に今少しの広がりが欲しいものです。こうした要望を兼ね備えたゆとりの洗面を兼ね備えているのが、「必要十分な家」の洗面所なのです。

洗面所の収納は広い方が良い

 洗面所に全く収納のないプランがありますが、幅900で高さ2000程度のドア一枚分程度の収納があれば、タオルや洗剤、着替えの収納が可能となります。「必要十分な家」では幅1200高さ2000程度の収納があり、意外と物が溢れる洗面所にゆとりが感じられるところです。

キッチンの収納にはパントリーが欲しい

 「必要十分な家」には2箇所のパントリーが設けられています。キッチンンの横には、レシピを調べたり、家事以外の情報を整理したりできるワークスペースが欲しいものです。1箇所はパントリー兼、このワークスペースとなっています。

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掃除機や買い置きの品々の収納は

 毎日取り出して使う掃除機や買い置きのトイレットペーパー、季節物のクリスマスツリー、ひな壇など、かさ張る家財は、玄関中央部分のトール収納に整理しておくと便利です。

和室段差収納は大活躍

 和室の段差利用の収納は救急箱や子供さんのおもちゃ入など新聞、雑誌の収納等手近にあって、使いやすいものです。

子供室は配置計画で

 子供達には親の目が届く所に学びのスペースを用意した方が成果が上がるようです。結果的には集中力や、愛情のまなざしの元で「学び」は伸びることが多いようです。
子供部屋として完結するのではなく、家全体で子供を育てるという発想が大切だと思います。
居間の一部に設けられた、ワークスペースでは、子供二人分の机として利用可能。パパ、ママの作業台にもパソコンスペースにも利用可能です。時にはアイロンがけスペースとしても広々としたカウンターはお役に立てるはずです。

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いざ、子供部屋へ!

 子供部屋の壁際の収納トビラが壁から400㎜程はなして設置されております。それはこの400㎜の幅に本棚を置ける為に付けられた壁なのです。机、本棚、ベッド、収納が使いやすく配置されておれば子供にとって充分なスペースと言えましょう。
小学生~中学生~高校生まで、約12年間。多くの場合ほとんどの子供さんが県外の大学や専門学校へ進学されることと存じます。
子供部屋も広い方が良いとお考えのお客様も多いことと存じますが学びのスペースとして、リビングのワークスペースや、和室の座卓も取り入れて考えてみてはいかがでしょうか。


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